
もくじ
日本三大八幡とは?
日本三大八幡は定められたものではなく、地域によって異なります。関東では筥崎宮に変わって鶴岡八幡宮が入ると言われることも多いようです。
宇佐神宮(大分県宇佐市)
大分県宇佐市に鎮座する宇佐神宮(うさじんぐう)
日本全国の神社で最も多いとされる○○八幡宮・○○八幡神社の総本社。
日本三大八幡宮のひとつ。
石清水八幡宮(京都府)
京都府八幡市に鎮座する石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)
源氏、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康・・
日本を代表する武将がこぞって訪れたという戦いの神さま。
筥崎宮(福岡県福岡市)
福岡県福岡市に鎮座する筥崎宮(はこさきぐう)
宇佐神宮・石清水八幡宮とともに「日本三大八幡」のひとつ。
筑前国の一の宮でもあり、1000年以上の歴史をもつ神社。
御朱印も頂けます^^
鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)
神奈川県鎌倉市に鎮座する鶴岡八幡宮。源頼朝が創建した神奈川県を代表する神社です。相模国一の宮、日本三大八幡宮の一つにも数えられています。
鶴岡八幡宮で通常の御朱印の他、旗上弁財天社(江の島・鎌倉七福神)、期間限定の御朱印(書き置き)などを頂けます。
そもそも八幡宮とは?
八幡宮・八幡神社のご祭神
・比売大神(ひめおおかみ)
・神功皇后(じんぐうこうごう)応神天皇の母
をあわせて「八幡大神」として祀っています。
・開運・厄除・出世の神様
「第15代応神天皇」は、”実在する最初の天皇”とも言われる天皇。
なぜ応神天皇が八幡になったのか?に関しては諸説あり、明らかにはなっていないようです。
八幡宮は神仏習合のさきがけ
八幡宮は東大寺(奈良の大仏)の守護神としても鎮座。
「仏教を守護する神様」としても信仰され、東大寺の大仏(奈良の大仏)が完成した際には「大菩薩」の称号を与えられ「八幡大菩薩」と呼ばれるように。
日本古来の神さま(八幡さま)&外国からきた仏教(菩薩)を結びつけた信仰を「神仏習合」といいますが、八幡宮は神仏習合のさきがけになったとされています。
なんで日本一多いのか?
源義家が石清水八幡宮(京都)で元服式(成人となる儀式)を行い「八幡太郎義家」と名乗ります。
それ以来、源氏は「八幡神」を氏神として信仰。
源頼朝が鎌倉幕府を開くと、守護神として「鶴岡八幡宮」を創建。それ以来、八幡神は「武家の守護神」としても全国にどんどん広がっていったそうです。
八幡宮と鳩の関係は?
神様のお使いのことを「眷属」(けんぞく)といいます。
・春日大社・・鹿
・天満宮、天神・・牛
・日吉神社・・猿 などなど。
神話に由来があるもの、御祭神とかかわりがある動物、語呂合わせ、神社がある地域に多く生息した生き物等々が眷属になっているようです。
八幡宮の場合は「鳩」
総本社である宇佐神宮を全国に移動させるために、「鳩」が道案内したと伝えられるとか。
その他 このサイトで紹介した八幡神社
〇〇八幡宮(はちまんぐう)、〇〇八幡神社でお馴染みの八幡さんは、全国に数万社あるとされています。
このサイトで掲載した八幡さんを紹介。
まとめ














仏教を擁護する神様(八幡大菩薩)としても信仰され、総本社の宇佐神宮は日本初の神宮寺(神社と一体のお寺)があり、神仏習合の始まりの地とされています。
源氏を筆頭に戦国武将にも「弓矢八幡」として信仰された軍神・勝運の神様。