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もくじ
京都で頂ける「毘沙門天」の御朱印
鞍馬寺
京都市左京区にある鞍馬寺は、牛若丸(源義経)が修行をしていた場所として有名なお寺です。ご本尊は毘沙門天王、千手観世音菩薩、護法魔王尊が一体となった「尊天」。日本三大毘沙門天のひとつとされています。
鞍馬寺では通常の御朱印の他、寅年限定の御朱印が授与されています。
勝林寺「毘沙門天」の御朱印(京都市)
京都随一の紅葉名所「東福寺」の塔頭、勝林寺。御本尊は「毘沙門天」。勝林寺では、ほぼ毎月限定の御朱印が頒布され、御朱印に対して新たな試みをされています。
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切り絵御朱印も大人気です。
毘沙門天の御朱印(写真は2017年秋の特別拝観 限定御朱印)
勝林寺では、期間限定の御朱印帳も授与されています。毘沙門天と毘沙門天の使いである「虎」のシルエットがデザインされています。
勝林寺の御朱印帳 | |
表紙の素材 | 紙製 |
サイズ | 横12cm×縦18cm(大判サイズ) |
料金 | 2017年に限定150体で授与(最新情報は公式サイトにて) |
廬山寺「毘沙門天」の御朱印(京都市)
京都市上京区にある天台宗系単立のお寺、廬山寺。ご本尊は阿弥陀三尊(重要文化財)で、「源氏物語」の作者 紫式部の屋敷があった場所として知られています。
洛陽三十三観音(32番)、京都七福神(毘沙門天)。期間限定の御朱印も授与されています。
霊源院「毘沙門天」の御朱印(京都市)
京都市にある建仁寺の塔頭、霊源院。季節限定で特別公開も行われています。特別拝観期間中のみ頂ける御朱印(書置き御朱印)もあります。
毘沙門天の御朱印(書置き御朱印のみ)。
中巌円月像のお尻から出てきたという(体内仏)の毘沙門天立像。像高37.5mとミニサイズですが、動きのある衣の表現など、細部にまで丁寧な造り。中巌円月さんが大事にしていた像で、カリスマ仏師 運慶の息子・湛慶作とも伝わります。
左手には水晶を持っています。この中には、天台宗を開いた最澄が日本に持ち帰ったというお釈迦様の遺骨(仏舎利)が納められています。
両足院(京都市)
京都市東山区にある建仁寺の塔頭、両足院。通常は非公開のお寺ですが、初夏や冬などに特別拝観が開催され、オリジナル御朱印帳や御朱印も頂けます。
両足院の御朱印帳 | |
サイズ | ・横12cm×縦18cm(大判サイズ) |
料金 | 御朱印込で2000円 |
門をくぐってすぐ左手にある毘沙門天堂。
ここの毘沙門天は鞍馬寺にある毘沙門天(国宝)の胎内に納められていたものだとか。
関ケ原の戦いでは、黒田長政(黒田官兵衛の長男)が毘沙門天を兜に納めて戦い勝利。明治以降は「祇園の縁結び」として舞妓さんからも信仰されてきたとか。
お堂前には狛犬ならぬ、毘沙門天の使いである虎が鎮座しています。
毘沙門堂の御朱印(京都市)
京都市山科区にある天台宗のお寺、毘沙門堂。天台宗五門跡の一つに数えられています。春は桜、秋は紅葉の名所です。毘沙門堂では、季節限定のカラフルな御朱印・御朱印帳が人気です。神仏霊場巡拝の道127番。
東寺「毘沙門天」の御朱印(京都市)
京都市南区にある東寺真言宗のお寺、東寺(教王護国寺)。京都のシンボルで日本一の高さの五重塔(国宝)、国宝の仏像がズラリと並ぶ講堂など見どころ満載。世界遺産にも登録されています。
真言宗十八本山(9番)、西国愛染十七霊場(8番)、洛陽三十三所観音(23番)、京都十三仏(12番)、都七福神(毘沙門天)、神仏霊場巡拝の道(84番)、京都十二薬師(2番)など複数の札所に指定されています。夜間拝観限定の御朱印帳(御朱印)もあり!
毘沙門天の御朱印 | |
お参りするお堂 | 毘沙門堂[境内マップ] |
札所 | 都七福神の「毘沙門天」 |
授与形式 | 直書きあり |
御朱印代 | 300円 |
七福神のイラストがカッコイイです!都七福神の巡拝には専用の「掛け軸・色紙」などもあります。こちらも東寺で扱っています。
本光院「毘沙門天」の御朱印(京都市)
京都市左京区にある日蓮宗のお寺、本光院。日蓮宗京都八本山の一つ妙伝寺(妙傳寺)の塔頭です。
本光院では寺宝の毘沙門天の御朱印も頂けます。
京都の毘沙門天(七福神ver)
毘沙門天は七福神の一人です。京都の各地に「七福神」めぐりがあり、七福神期間中は毘沙門天が御開帳される寺社も多いので見逃せません。
毘沙門天の御朱印は「七福神期間のみ」の寺社と、通年頂ける寺社がありますので、参拝前に各自確認してみてください。
毘沙門天が祀られる寺社 | 七福神 | 補足 |
東寺 | 都七福神 | |
廬山寺 | 京都七福神 | |
悲田院 | 京都泉涌寺七福神 |
毘沙門天はどんな神様?
毘沙門天(びしゃもんてん)は古くからインドで信仰されていた財宝の神さま「ヴァイシュラヴァナ」が、中国語に訳された際に「毘沙門」となり、神を表す「天」という字が加えられ「毘沙門天」になったといわれています。
インドでは財宝の神でありながら、日本では「武神」として戦国武将にも信仰されました。有名なのが上杉謙信です。謙信は自らを“毘沙門天の化身”とし、軍旗にも「毘」の文字を掲げて戦っていました。
ちなみに仏様には珍しく奥様や子供もいます。奥様は吉祥天、子供が善膩師童子(ぜんにしどうじ)とされています。京都の鞍馬寺には家族揃った仏像が残っていて国宝になっています。
京都で有名な「毘沙門天」の仏像
毘沙門天はお寺を中心に全国にまつられていますが、国宝や重要文化財に指定されている「仏像」として有名な寺社を紹介します。
下記は管理人が実際に参拝した毘沙門天さまがメインです。京都には他にもたくさんの毘沙門天像がありますので、探してみてください。
国宝 |
鞍馬寺 | 京都府 | |
東寺 | 京都府 | 兜跋毘沙門天 | |
重要文化財 |
霊源院 | 京都府 | |
弘源寺 | 京都府 | 木造毘沙門天立像 | |
三室戸寺 | 京都府 | 木造毘沙門天立像 | |
六角堂頂法寺 | 京都府 | 木造毘沙門天立像 | |
清凉寺 | 京都府 | 木造毘沙門天立像 | |
広隆寺 | 京都府 | 木造毘沙門天立像 | |
神童寺 | 京都府 | 木造毘沙門天立像 | |
神護寺 | 京都府 | 木造毘沙門天立像 |
毘沙門天には「寅の日もうで」がおすすめ
毘沙門天の使いである「虎」は、毘沙門天の代わりに人々の願いを聞いて回ると言われています。また、寅の日に毘沙門天へお参りすることで「金運が上昇する」と信じられています。
寅の日には毘沙門天をまつる寺社では「寅の日限定御朱印」を出されているところもありますよ。
寅の日以外にも、巳の日・一粒万倍日・天赦日といった開運日に御朱印めぐりをするのも楽しいです。
新たな御朱印帳を新調して御朱印めぐりの習慣をスタートさせるのも良いですね!御朱印帳は開運日がモチーフになった御朱印帳『開運』がおすすめです。