御朱印紹介メディア・開運戦隊ゴシュインジャー(@goshuinger)です。
今、全国で急増している切り絵御朱印。
どの切り絵御朱印も素敵で心が踊りますが、困ってしまうのが保管方法です。
・御朱印帳に貼りたくない
・切り絵を活かした保管方法を知りたい
こんなお悩みも多いようです。その気持ち、すっごくわかります!
当サイト管理人は参拝者として全国各地で50体以上の切り絵御朱印を拝受しながら、作り手側としても神社の切り絵御朱印制作に携わった経験があります。その経験から感じた「切り絵御朱印のベストな保管方法」について紹介したいと思います。
また、寺社の方にも切り絵御朱印の保管方法についてお話を伺ったのでぜひ参考にしてみてください。
主な切り絵御朱印の保管方法は?
切り絵御朱印の主な保管方法は以下の3つです。
- 御朱印帳に貼る(注意点あり)
- 専用のファイルに保管する
- フォトフレーム、額などに入れる
では実際に”各保管方法のメリット、デメリット”を紹介していきます。
1.御朱印帳に貼る場合(注意点あり)
書置きの御朱印を保管する方法として最も一般的なのは「御朱印帳に貼る」ことでした。
切り絵御朱印も「御朱印帳に貼って保管」したいのですが、様々な問題があります。実際に切り絵御朱印を御朱印帳に貼る場合のメリット・デメリットを挙げてみます。
切り絵御朱印を御朱印帳に保管するメリット・デメリット | |
メリット | ・参拝した日付順に御朱印を並べられる ・手元にある御朱印帳にすぐに保管できる |
デメリット | ・紙や糊の厚さで御朱印帳が膨らむ ・糊を塗る面積が少なく貼り付けが大変 ・見開きサイズの場合、切り絵御朱印を折る必要がある ・貼った裏側のページに御朱印を綺麗にいただけない可能性がある ・切り絵の背景(台紙)を楽しめない |
当サイトでは神社やお寺の方にインタビューさせて頂く機会も多いのですが、「切り絵御朱印が御朱印帳に貼ってあると困る・・」という声をよく聞きます。なぜでしょうか?
都内神社で御朱印の書き手として奉仕されていた蒼井バーンさんにお話を伺いました。
特に厚い紙製の切り絵御朱印は、御朱印帳に貼った裏側に凹凸が出来てしまう事があります。この凸凹が原因で「ハンコが綺麗に押せない」といった問題を起こしてしまうようです。参拝者視点だとなかなか気づけませんよね。
ということで、実際に管理人もやってみました!
↑の写真は都内神社の宮司さんに協力して頂き、立体的な御朱印の裏側に印を押してみたものです。左側の写真はページの裏側に押した印が微妙にかすれてしまっているのがわかります。
もちろん全ての切り絵御朱印の裏側がこうなってしまう訳ではなく、
・どのように切り絵御朱印を貼っているか
・ハンコを多用する御朱印かどうか
などの条件によっても変わってきそうです。いずれにしてもせっかくの切り絵御朱印が綺麗に保管できない可能性もありますね。
②時系列に並べたい場合は 表面だけ使う
③片面が直書きで埋まった御朱印帳の裏に貼る
確かに日付順に並べたい場合は「御朱印帳の表面」だけを使うようにすれば、誰にも迷惑はかかりませんね。
どうしても御朱印帳に貼りたい場合は、上記の保管方法を試してみてはいかがでしょうか。
2.専用のファイルに保管する
近年は人手不足や感染症対策の問題もあり「御朱印は書置きのみ」といった寺社も増えています。
少し前までは書置き御朱印の保管方法といえば「御朱印帳に貼ること」でしたが、せっかく御朱印帳を新調しても直接書いて頂けたページが殆どなかったというケースも有り得ます。
そこで近年人気を集めているのが「ファイルへの保管」という選択肢です。
- クリアポケット形式
- 粘着台紙形式
- 差し込み形式
上記3つの中で切り絵御朱印にオススメなのは切り絵御朱印専用ファイルです。その理由としては台紙もセットで保管できること、出し入れが簡単なことです。切り絵御朱印を綺麗に保管できます。
粘着台紙式も綺麗なのですが、繊細な切り絵御朱印だと剥がすときに破れてしまう(やってしまいました・・涙)ことがあり、細かな切込みがある切り絵御朱印には不向きかなぁと感じます。
切り絵御朱印を専用ファイルに保管するメリット・デメリット | |
メリット | 台紙も一緒に保管できる いつでも取り出せる キレイに保管できる |
デメリット | 頂いた御朱印を時系列に並べられない 御朱印帳とは別に購入する必要がある |
切り絵御朱印を頂くと色の付いた台紙が付いてくるケースがありますが、この台紙の色が変わるだけで印象もガラッと変わります。お好みの色を用意して気分に合わせてコーディネートしてみるのも楽しいですね。
背景の紙の色で”映え”具合が全く違いますね。ファイルを選ぶ際は中紙(背景紙)が付いているかどうか、何色なのかをチェックしてみるのも良いと思います。
手前味噌で大変恐縮ですが当サイトと蒼井バーンがコラボした『御朱印ファイル』では中紙(背景紙)の色も一部選べるようになっています。
御朱印帳に貼ってしまうと剥がせなくて後悔することがありますが、クリアポケット式なら必要なときに取り出して順番を入れ替えたり、(次に解説する)フォトフレームや額に入れて飾ったり出来るので便利です。御朱印を貼る手間・時間を大幅に減らせるのも良いですね。
3.フォトフレームや額などに入れる
切り絵御朱印の保管方法3つ目は、フォトフレームや額などに入れて飾ることです。
神棚や仏壇近くに飾ったり、家族みんなが眺められる居間に飾ったりできます。「御朱印を頂いて保管して終わり」ではなく、常に神様とのご縁を感じながら日々を過ごせるのが良いですね。
切り絵御朱印をフォトフレームや額に保管するメリット・デメリット | |
メリット | ・いつでも眺めることができる ・季節ごとに入れ替えてインテリアの一部に |
デメリット | 複数の切り絵御朱印がある場合はスペースが限られる ・別途購入する必要がある |
フォトフレームや額を購入する場合は必須になるのがサイズ感です。見開きサイズの切り絵御朱印はA5~A4、片面の切り絵御朱印は2L版サイズあたりでしょうか。もちろん、寺社によって異なるので購入前に各自でお調べください。
フォトフレームと同じ使い方で「額」、一時的な保管であれば「硬質カードケース」なども良いですね。どちらも100円ショップでも販売されています。
まとめ
切り絵御朱印の保管方法について解説しました。御朱印帳に時系列に並べたい場合の方法や、御朱印帳以外に保管する方法を紹介しました。
今後、切り絵御朱印が更に増えると新たな保管ツールも出てきそうですね!切り絵御朱印大好き人間として今後もベストな保管方法を追求していきたいと思います。この記事は随時、更新します。