「今宮神社(京都)ではどんな御朱印を頂けるの?」
「御朱印の種類は?」
「御朱印を頂ける時間、場所は?」
実際に御朱印を頂いたので現地レポでお伝えします。

今宮神社はどんな神社?簡単に紹介!
京都府京都市北区に鎮座する今宮神社。
今宮神社の歴史はとっても古く、
平安京が出来る前から既に前身の神社はこの地にあったそうです。
八百屋の娘から将軍(5代将軍綱吉)の母になったお玉(桂昌院)が、
今宮神社を厚く信仰したことで
”玉の輿の乗るご利益”がスゴイという口コミでも知られています^^
今宮神社の御朱印の種類まとめ
通常の御朱印
「紫野」という地名が刻印されています。
花傘バージョンの見開き御朱印
京都3奇祭のひとつに数えられる
「やすらい祭」の象徴である花傘バージョン(見開き500円)。
なんとも美しい御朱印ですねぇ。
御朱印のハサミ紙(半紙)もカワイイです!
これは保存しちゃいます。
京都十六社の御朱印
■京都十六社とは・・・
元旦より2月15日までの期間に
長岡天満宮(長岡市)を除いて、
すべて京都市内にある古くある16神社を巡る御朱印めぐり。
「京都十六社朱印めぐり」専用の朱印帳(用紙)は
期間中であれば無料でいただけます。
宝船の御朱印
今宮神社では境内社をめぐる御朱印もありますよ。
授与料800円。
和歌の御朱印
そのほか、和歌の御朱印(1500円)も。
こちらは今宮神社専用の台紙に授与する形。
牛王宝印
牛王宝印とは、お札、厄除けの護符のこと。
厄除け、無病息災を祈願して飾ったりできます。
社務所にはめちゃくちゃでかい記念スタンプが。
100円玉を置いてみましたがこのビッグさ、伝わるでしょうか?
今宮神社の境内さんぽ。見どころを紹介
玉の輿に乗れるご利益があると言われる理由
なぜかというと、
八百屋の娘から将軍(5代将軍綱吉)の母になったお玉(桂昌院)が、
今宮神社を厚く信仰していたから!
今宮神社の近くで八百屋の娘として誕生
↓
お母さんが武家の”名門”で働くチャンスをゲット。
↓
お母さんが武家の名門の当主と再婚。
↓
義理の娘さんが
三代将軍である徳川家光の側室に選ばれ、
お玉はその世話係として京都を離れ江戸城の大奥へ。
↓
お玉の大奥での働きっぷりが評価され、
大奥のドン^^春日局に気に入られる。
↓
春日局の息子、家光にも気に入られて、
側室となり、家光との間に男の子も産む。
↓
この男の子が後の5代将軍の「綱吉」へ。
そんなこんなでお玉は江戸城の大奥の頂点に君臨!
(TBSで放映された「歴史列伝」参考)
将軍の母となっても、自分の原点である故郷を忘れず、
当時は廃れてしまっていたお玉の故郷の氏神である今宮神社の復興を積極的に行ったそうです。
ということで「お玉が輿にのった」ということで、
「玉の輿」という言葉の語源にもなったと言われています。
(これには諸説あり)
京都三大奇祭の一つ「やすらい祭り」が行われる場所
今宮神社のおまつり「やすらい祭り」は、
「京都三大奇祭」のうちの一つとされています。
簡単にいうと珍しいお祭りってことですね。
「一体、どの辺が奇祭なの?」っちゅう話ですが、
「花傘」(装飾された傘)の周りを、赤毛・黒毛の「鬼」に扮した人たちが、
踊り歩いて健康を願うお祭りです(国の重要無形民族文化財)