「浅草って何があるの?どんな場所??」
本記事ではそんな鬼滅の刃ファンの方に向けて、浅草周辺の見どころを写真付きで紹介します。
鬼舞辻無惨との遭遇「浅草」聖地巡礼・御朱印めぐり
アニメ「鬼滅の刃」の第7、8話(コミックスでは2巻~)では、浅草が舞台になっています。
初任務で沼鬼を倒した後、鎹鴉から「次ハ東京府浅草ァ 鬼ガ潜ンデエイルトノ 噂アリ!!」との伝令を受け、浅草に向かった炭治郎。浅草の人ごみの中で鬼舞辻無惨と遭遇します。
作中では当時(大正時代)の浅草の町並みが忠実に描かれているので、ファンなら訪れたい聖地巡礼スポットになっています。
明治・大正時代の浅草も掲載されていて、作中の風景そっくりの絵はがきもあるので、必見です。
もうひとつ参考にさせて頂いたのが、仲見世の揚げおかき専門店「浅草杵屋」さんによる聖地巡礼記事。さすが地元のお店視点で、作中に登場する場所を推測・特定してくださっています。
ということで、今回は上記本と記事を参考に・・・・
- 作中に登場した景観
- 明治・大正時代から残るスポット(鬼滅の刃は大正時代前期の時代設定)
- 浅草で鬼滅の刃登場キャラの「好物」が食べられるお店
- 浅草周辺の御朱印が人気の神社・お寺
上記を中心に、鬼滅の刃ファンに個人的にオススメしたい周辺スポットを紹介します。
作中と似たようなアングルから浅草を見渡せる展望テラス・カフェあり。
↓浅草文化観光センターの目の前
作中にも描かれた?”雷おこし”で有名な常盤堂
↓雷門をくぐってすぐ
仲見世を散策。鬼滅の刃関連のお土産も豊富。
↓雷門から徒歩5分
浅草寺と浅草神社に参拝して御朱印を頂く。
↓浅草寺から徒歩すぐ
作中に出てくる屋台のうどん屋さんがあったあたり?
↓浅草花やしきから徒歩5分
炭治郎と鬼舞辻無惨が遭遇した場所!すぐ近くに作中に登場するひょうたん池・凌雲閣の跡地もあり。
↓浅草六区から徒歩すぐ
つくばエクスプレス浅草駅の構内に、作中に登場するシーンに似た明治~大正時代の浅草の写真が壁に貼られています。
↓つくばエクスプレス浅草駅から徒歩3分
↓浅草六区から徒歩4分
東京メトロ・都営地下鉄「浅草駅」からバスで10分・徒歩20分ほどで遊郭編の舞台「吉原」
鬼滅の刃ファンにオススメの浅草周辺スポット
浅草文化観光センター(浅草駅からすぐ)
まずは浅草のシンボル「雷門」正面にある『浅草文化観光センター』へ。このビルの8階に展望テラス、アサクサ ミハラシカフェがあります(杵屋さん、教えて頂きありがとうございます)
雷門・仲見世を見下ろしながら一息つけます。
スカイツリーも丸見えです。
眺めを存分に楽しんだら、『浅草文化観光センター』隣にある老舗和菓子屋「龍昇亭西むら」さんへ。江戸時代(1855年)創業なので、大正時代もバリバリ営業されてますね。
雷門・常盤堂(浅草駅からすぐ)
お次は浅草のシンボル『雷門』。
雷門自体は平安時代に造られたようですが、江戸時代に焼失→再建が何度かあって1865年の火事を最後に100年近く再建されなかったそうです。つまり、大正時代には雷門はなかったんですねぇ。作中でも雷門は描かれていません。現在の雷門は”経営の神様”松下電器(パナソニック)の松下幸之助さんが、昭和に寄進したもの。
仲見世(三ノ輪駅から徒歩2分)
(写真左:大正時代中期の仲見世)雷門を過ぎると「仲見世」です。日本でももっとも古い商店街の一つで、大正時代も大賑わいだったようです。約250mにわたってお土産屋さんなどが並びます。
今回立ち寄ったのは仲見世にある「杵屋 仲見世通り本店」さん。美味しい揚げおかきを食べれます。冒頭でお伝えしたように、今回の散策は杵屋さんの考察を、おおいに参考にさせて頂きました!
偶然にも『鬼滅の刃×浅草』イベントのイラストで、炭治郎と禰豆子ちゃんも巾着袋をぶら下げております。
「揚げおかき 塩味」は、サクッサクで一度食べると、忘れられない・止まらない系です。後日リピート購入しました(笑)
浅草寺・浅草神社(三ノ輪駅から徒歩2分)
浅草寺(せんそうじ)は、年間約3000万人の参拝客が訪れ、初詣には約300万人もの人が訪れる東京を代表するお寺&観光名所! 仲見世を抜けると「宝蔵門」
アニメでも遠目から描かれていました。ただし、当時の門は東京大空襲によって焼失。現在の宝蔵門は、昭和39年に再建されたもの。
この日はハリウッドからスパイダーマンもお越しになっていました。
大正時代の浅草寺。
浅草寺は坂東三十三観音の第13番札所、江戸三十三観音の第1番札所、浅草名所七福神(大黒天)の御朱印をいただけます。
浅草神社の御朱印(お隣)|”ほぼ”毎月限定の御朱印あり
浅草寺に参拝したら、お隣の浅草神社へ。
東京を代表するお寺、浅草寺本堂の隣にある浅草神社。東京を代表するお祭り「三社祭」は毎年大盛り上がり!浅草神社ではほぼ毎月カラフルな限定御朱印が授与されていて、人気です。
浅草花やしき(三ノ輪駅から徒歩2分)
<「#鬼滅の刃」第二期コラボカフェ>
~お料理のご紹介~
「山かけうどんください…」新任務で訪れた浅草。人ごみに疲れ果てた炭治郎が辿り着いたうどんの屋台。そこで注文した山かけうどんを徹底研究・まさに完全再現しました!
「山かけうどん、一丁出来上がり!」 https://t.co/LF24rVUtyi pic.twitter.com/obRNRQNaPA
— ufotable (@ufotable) June 4, 2019
ちなみに浅草花やしき前には、人気の「芋やす」さんがあります。
さつまいもを使用した焼き芋、干し芋、お芋スイーツを展開する話題の焼き芋屋さん。焼き芋といったら煉獄さんですね。「わっしょい」
浅草六区(浅草花やしきから徒歩5分)
炭治郎が人をかき分け、向かったのが「浅草六区」(浅草花やしきから徒歩5分)
浅草は明治時代に一区から七区に分けられ、その中でも浅草六区は見世物小屋などが集まる芸能の聖地だったようです。作中でものぼりが立ち並び、人で賑わう様子が描かれてましたね。
現在はこんな感じ。ドン・キホーテ前から浅草電気館方面(現在はパシフィックコート浅草)を眺めた様子 。右側にある「東洋館」の旗のお陰で、なんとなく面影が残ります。
現在のぼりが建っている「東洋館」は、渥美清、萩本欽一、ビートたけしらを輩出した浅草フランス座があった場所。
中村倫也さんも絶賛した”のり団子”を筆頭に豊富な種類のお団子があります。
こちらでは甘露寺蜜璃ちゃんの好物「桜餅」をゲット。不死川実弥が大好きなおはぎもありました。
ちなみに「のぼり」が立ち並ぶ景観は、浅草寺と浅草六区を結ぶ「浅草西参道商店街」でも味わえます。
「浅草十二階」凌雲閣とひょうたん池
続いて作中でも頻繁に登場する「凌雲閣(浅草十二階)」があった場所へ向かいます。
凌雲閣は、明治23年(1890年)に建てられた、当時としては画期的な十二階の建物。日本初の電動式エレベーターも設置され、全国的に知られた観光スポットだったようです。残念ながら関東大震災で倒壊、その後解体されてしまいました。
凌雲閣があった場所にある「炭火焼肉 一頭牛 花やしき遊園地前店」の壁に凌雲閣が描かれています。
窓から人々が景色を覗いている様子が描かれていますね。
個人的に気になったのがこちら。一昔前、とある俳優さんによる「I CAN FLY」事件が起こりましたが、大正時代にも飛ぼうとした人がいたのでしょうか?
凌雲閣があった場所から徒歩すぐの米久本店。
130年近い歴史(明治19年創業)がある「牛鍋」専門店。すき焼きじゃなく、「牛鍋」というところがポイントです。
「炭火焼肉 一頭牛 花やしき遊園地前店」のすぐ近くにシェアサイクルのステーションもあります。
ここからもうちょい北上すれば、遊郭編の聖地「吉原」。自転車で5分ほど。カナヲちゃんの出身地「向島」も自転車で10分ほどです。
余裕がある方はシェアサイクルでめぐってみてはいかがでしょうか。
TX浅草駅(つくばエクスプレス)(浅草六区から徒歩すぐ)
TX(つくばエクスプレス)浅草駅の通路には、浅草の昔の写真が掲示されている必見ポイントです。この記事で掲載した古い写真もここで撮ったものです。つくばエクスプレス「浅草駅」改札の外にあるので写真だけ見ることも可能。
明治時代の仲見世。作中同様、人の数がすごいですね・・・
浅草と墨田区を結ぶ吾妻橋(大正時代)
作中で胡蝶姉妹とカナヲちゃんが出会う場所が橋の上ですが、もしかしたら吾妻橋だったかも知れませんねぇ(浅草から見て隅田川の向こう側がカナヲちゃんの出身地、向島)。
手打ちうどん屋『叶屋』(浅草六区から徒歩4分)
一通り浅草聖地巡礼を楽しんだら、お腹も空いてきたので食事処を探します。
炭治郎も食べていた「山かけうどんを浅草で食べたい!!」
仲見世と伝法院通りが交差する絶好の場所にある、「うどんの百名店」にも選ばれたお店。
山かけうどん(税込み860円)。
大和芋と卵黄がのっかっています。鰹仕立てのツユに、表面はツルツルでムッチリした麺。
炭治郎のように一気に注ぎ込んでしまいました。
【住所】東京都台東区浅草1-37-12
【営業時間】平日 11:00〜19:00/土日祝 11:00〜19:30
【定休日】水曜日(水曜日が祝日の時は翌日)
叶屋さんの目の前でカナヲちゃんが好物のラムネをゲット。
余裕があればめぐりたい鬼滅の聖地
鬼滅の刃×浅草イベント
カナヲの出身地『向島』(浅草駅から徒歩10分)
遊郭編の舞台『吉原』(浅草駅から徒歩20分/バスで約12分)
「吉原遊郭 男と女の見栄と欲 愛憎渦巻く夜の街」 TVアニメ化が決定した鬼滅の刃「遊郭編」。
遊郭編(原作でいうと8〜11巻)の舞台になるのが“新吉原”(浅草)です。昭和になって遊郭自体はなくなりましたが、現在でも「日本一のソー◯街」として、大人の男性の癒やしスポット(?)となっております!
花魁道中出発前の写真。作中でも「ときと屋」の鯉夏花魁の花魁道中が描かれていましたね!幼い少女(禿)を連れている所も作中と同じです。
ちなみに大正3年の撮影とのこと。鬼滅の刃の時代設定は大正初期なのでドンピシャですね!
吉原神社と弁財天には他にも色んな史料が掲示されているので、絶対に外せません。
アクセス・めぐり方
浅草周辺は徒歩で散策可能。向島・吉原方面に行く予定で体力温存したい場合は、シェアサイクルの利用も便利です。
シェアサイクルでめぐる
今回紹介したスポット近くにはいずれもシェアサイクルのステーションがあります。提携のステーションなら乗る場所・返す場所も自由。
時間制(登録必要/15分70円)ですが、例えば近くのステーションで一旦返してランチ休憩。食事後にまた借りるという使い方も可能です。
ステーション | 紹介したスポットへのアクセス |
隅田公園自転車駐車場 | 雷門から徒歩3分 |
セブンイレブン 台東浅草6丁目店 | 浅草神社から徒歩5分 |
ファミリーマート 花やしき遊園地前店 | 浅草花やしきから徒歩2分 |
浅草2丁目 六区セントラルスクエア | 浅草六区の中心 |
つくばエクスプレス浅草駅南自転車駐車場 | つくばエクスプレス「浅草駅」、浅草六区目の前 |
目的によって借りる場所、返す場所を探してみてください。公式サイト→シェアサイクル(Hello Cycle)
まとめ
本記事では鬼滅の刃 遊郭編の舞台・浅草を
- 作中に登場した景観
- 明治・大正時代から残るスポット(鬼滅の刃は大正時代前期の時代設定)
- 浅草で鬼滅の刃登場キャラの「好物」が食べられるお店
- 浅草周辺の御朱印が人気の神社・お寺
上記3点を中心にした視点から、紹介しました。この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。