満福寺4種の御朱印｜「腰越状」の下書きが残る源義経・弁慶ゆかりのお寺（鎌倉市）

「満福寺では、どんな御朱印をいただける？」
「御朱印の料金、頂ける場所、時間は？」
本記事では、実際に満福寺に参拝して頂いた御朱印、見どころを写真付きで紹介します。

御朱印めぐりに役立つ周辺情報も紹介するので、満福寺へ参拝予定の方は、必見！

満福寺の御朱印情報まとめ

満福寺の通常御朱印は４種類！ここでは実際に頂いた御朱印のみ紹介

満福寺　薬師如来の御朱印（ご本尊）
義経・弁慶ゆかりの神社ということもあり、大河ドラマ館でゲットした『鎌倉殿の13人』御朱印帳にも頂きました。

腰越状を書く弁慶と義経印が押されています。

満福寺　弘法大師の御朱印（相模国二十一霊場15番）

相模国二十一ヶ所霊場は鎌倉、藤沢市の弘法大師霊場。鎌倉のお寺が大部分を占めています。

満福寺の御朱印は、本殿正面にして左側にある社務所にていただけます。

満福寺の御朱印情報
御朱印受付時間	9：00～17：00 ＊上記情報は管理人が参拝した時点での情報です。最新情報は公式サイトなどでご確認ください。
御朱印をいただける場所	授与所
公式サイト	■満福寺　公式サイト

神奈川県鎌倉市腰越にある真言宗大覚寺派のお寺、満福寺まんぷくじ。源頼朝の怒りをかっていた源義経が滞在、頼朝にあてた「腰越状こしごえじょう」で知られるお寺です。
満福寺では四種類の御朱印を頂けます。相模国二十一霊場15番、小田急沿線三十三観音。

満福寺は、江ノ電の「腰越駅」から徒歩すぐの場所にあります。

江ノ電の線路を渡った先に満福寺の山門。
満福寺は東大寺（奈良）を建立したことで知られる行基によって744年に開山されたと伝わります。ご本尊は薬師如来です。

満福寺といえば「腰越状」が有名です。
壇ノ浦で平家を滅亡させた源義経ですが、兄の頼朝の怒りをかってしまい鎌倉入を拒否されます。

義経はその間、ここ腰越に逗留。大江広元宛（頼朝の側近）に弁明の手紙を書き、とりなしを依頼。手紙は頼朝の手に渡るも義経が許されることはなく、京都へ引き返す・・という有名なエピソードです。
満福寺には弁慶が書いたと伝わる「腰越状の下書き」が展示されています。

腰越は鎌倉の西側の門戸だったようですね。鎌倉入を果たせなかった義経は、京都、吉野山（奈良）など各地を転々とし、最後は奥州藤原（岩手県）で自害します。

その後、義経の首は腰越で和田義盛、梶原景時によって首実検（首の主を検証する）され、その日の夜に藤沢白旗神社近くへ飛んでいったそうです。藤沢白旗神社には源義経がまつられ、近くには「伝・源義経首洗井戸」などもあります。

境内には弁慶の腰掛け石など、義経と弁慶ゆかりのものが展示されています。

2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は鎌倉が舞台です。登場人物ゆかりの寺社がたくさんあるので、聖地巡礼をしてみるのも良いですね。

満福寺には看板猫「べんけい」ちゃんがいます。

メディアにも取り上げられ、大人気。べんけいちゃんグッズも販売されています。