“神宮””大社””神社”” 宮”の違いは?できる限りカンタンに解説♪

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神社をたくさん巡ってると、いろいろと出てくる小さな疑問。

今回は”神宮””大社””神社”” 宮”の違いについて
あえて専門用語や難しい単語を使わずに解説してみます。
(管理人自信も勉強中!)
違いがわかると神社めぐり、御朱印めぐりが10倍楽しくなりますよ^^

違いはなーに?「神社、大社、神宮、宮」

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神社って

・〇〇神社
・〇〇大社
・〇〇神宮
・〇〇宮・・・

ってな感じで、たくさんの呼び方がありますよね。

例えば

神宮・・伊勢神宮、明治神宮、平安神宮、橿原神宮など
大社・・出雲大社、春日大社、宗像大社など
神社・・氷川神社、八坂神社、靖国神社など
宮・・ 筥崎宮、水天宮など
社・・神明社、天神社など

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ぶっちゃげ、
「この呼び方に何か意味あるの?」
「違いは何なの!?」

と思ったことはないですか???

実は「神宮、神社、大社等」の呼び名を「社号」といい、
それぞれの呼び名には「一定の基準」が存在していたのです。
(学校でも教えてよ~)
一つ一つ探ってみましょう。

「神宮」の意味は?神社との違いは?

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(写真:奈良県の橿原神宮)

伊勢神宮、熱田神宮、橿原神宮、平安神宮、明治神宮などなど。

この〇〇神宮という社号の神社は、
ひとことで言うと 皇室の祖先や皇族など皇室とゆかりの深い神社

神社にまつられている神さまをご祭神(ごさいじん)と言いますが、
「皇族の祖先」や、「皇族」が
ご祭神として祀られている神社が「神宮」
になります。

ちょっと例を見てみましょう。

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例)神宮とご祭神(ごさいじん)
〇伊勢神宮(三重)・・天照大神(アマテラスオオミカミ)
*アマテラスオオミカミは天皇の祖先神 とされ、日本人の総氏神

明治神宮(東京)・・・明治天皇
*明治天皇・・明治新政府を成立

平安神宮(京都)・・・桓武天皇(かんむてんのう)、孝明天皇(こうめいてんのう)
*桓武天皇・・794年に平安京に都を移した
*孝明天皇・・明治天皇の父

橿原神宮(奈良)・・・神武天皇(じんむてんのう)
*神武天皇・・日本の初代天皇とされる
などなどです。

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ちなみに「神宮」社号の神社はたくさんありますが、
実は単に「神宮」とだけ呼ぶのであれば「伊勢神宮」のこと。
伊勢神宮の正式名称は「神宮」だったんですね。
伊勢神宮はそれだけ別格の存在ってことですね。

神宮と名乗るには「天皇の許可」が必要だった

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昭和の終戦前までは神社を国で管理し、
「神宮」と名乗るには天皇の許可が必要だったそうです。

しかし、終戦後に神社を国で管理する制度がなくなり、
天皇の許可がなくても、
各神社の判断によって「神宮」と名乗れるようになったとか。

もちろん、現在でも
神社本庁の傘下に入っている神社では
「神宮」と名乗れるのは、
特別な由緒を持つ神社に限られているようです。

かつては全国に三社しかなかった「神宮」

先ほどお伝えしたように今では
「神宮」という名称の神社もたくさんありますが、
かつては、神宮を名乗ることができた神社は全国にも3社のみ。
一つは先ほど伝えた「伊勢神宮」
そして残り二つは・・・・・

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東国三社に含まれる
茨城県の鹿島神宮、千葉県の香取神宮です。

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(写真:鹿島神宮の一の鳥居)

でななぜ鹿島神宮と香取神宮は日本の総氏神である
伊勢神宮と並んで「神宮」を名乗れたのか?

これについては、ちょっと長くなっちゃうので別の記事でお伝えしたいと思います^^

【関連記事】

「大社 (たいしゃ) 」の意味は?神社との違いは?

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例)出雲大社、諏訪大社、春日大社、宗像大社・・ 等々

実は「大社」という社号も
先ほど伝えた「神宮」=「伊勢神宮」のように、
もともとは「大社」=「出雲大社」のことでした。
(正式名は”いずもおおやしろ”)

しかし戦後は、
社格が高かった神社(旧官幣大社や 旧 国幣大社)
全国にある神社の総本社などが「大社」とされていったそうです。
例を見ていきましょう!

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(例)全国にある諏訪神社の総本社「諏訪大社(長野)」
(例)全国にある春日神社の総本社「春日大社(奈良)」
(例)全国にある稲荷神社の総本社「伏見稲荷大社(京都)
(例)全国にある住吉神社の総本社「住吉大社(大阪)
(例)全国にある熊野神社の総本社「熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社(和歌山)」

っとこんな感じです。

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まとめると戦前までは「大社」は出雲大社のみ。
しかし戦後は明治時代の社格制度で
「官幣大社」 「国幣大社」だった神社や、
全国の神社の総本社の神社が「~大社」を名乗っていった感じ。

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↑全国に約3000社ある「熊野神社」の総本社である「熊野三山」

「神社」とは?

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例)氷川神社、八坂神社、靖国神社など
「~神社」という呼び方はもっとも一般的な呼び方ですねー。

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ただし、昔は「~神社」と統一されていた訳ではなく、
・「~権現」
・「~明神」

といった感じの神さまの名前を社名にしていた所。

・「~稲荷」
・「~八幡」

といった感じで「神社」をつけずにいた所。

などがあり、これらを「~神社」と統一して呼ぶようになり、
「神社」と「お寺」が明確に分かれたのは明治時代から
です。

江戸時代以前は神仏習合の時代、
つまりお寺も神社も一緒にまつられていたんですね。

「宮 (みや、ぐう) 」とは?


(写真:鎌倉宮)

例) 筥崎宮、水天宮 など
「宮(みや、ぐう)」は「神宮」に近い部分もあります。

宮の語源は身分の高い方が住む所「御屋(みや)」からきている説が有力だそうで
天皇や皇族をお祀りしている神社に使われるようです。
例) 鎌倉宮・・護良親王(もりながしんのう)を祀る

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その他、歴史的な重要人物を
祀っている神社にも「宮」系が使われています。

〇〇東照宮・・徳川家康を祀る神社
〇〇天満宮・・学問の神様、菅原道真を祀る神社

といった感じで
明治時代以前から伝統的な呼び名として
使われている神社もあります。

【関連記事】

八幡宮と神社の違いは?

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ちなみに〇〇八幡宮も全国にたくさんありますね。
〇〇八幡社、〇〇八幡神社といった名称もあります。

八幡宮は全国各地に約44000社あり、日本で一番多い神社と言われています。

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八幡宮の総本社は大分県にある宇佐神宮です。
・宇佐神宮(大分県)
・石清水八幡宮(京都)
・筥崎宮(福岡)
の三社が「三大八幡」とも言われています。

筥崎宮(福岡)に換えて
鶴岡八幡宮(鎌倉市)を三大八幡に入れるケースも!

「八幡宮」はこの記事でお伝えしている社格の違いではなく、
まつられている神様による名称。

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八幡宮のご祭神は主に、

・応神天皇(おうじんてんのう)別名:誉田別命(ほんだわけのみこと)
・比売大神(ひめおおかみ)
・神功皇后(じんぐうこうごう)応神天皇の母

をあわせて「八幡大神」として祀っています。

「応神天皇」とは、“実在する最初の天皇”とも言われる天皇です。
ただ、なぜ応神天皇が八幡になったのか?
に関しては諸説あり、明らかにはなっていないようです。

まとめ

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ここまで社号についてお伝えしましたが、
ぶっちゃげ上記基準に当てはまらないケースもあります・・(汗)

が、大部分のケースでは当てはまるので、
「社号」によってその神社の歴史、ご祭神のことがわかったり、
期待できるご利益のことがわかるようになったり、
神社めぐり、御朱印めぐりが10倍楽しくなります^^

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